【高校野球】仙台育英が決勝進出も須江監督引き締めの8回連呼…「まだまだまだまだまだまだまだまだ甲子園は見えない」

AI要約

仙台育英が古川学園を5-2で下し、3大会連続で決勝進出を果たす。

先制は今野琉成のスクイズから始まり、その後佐々木義恭と湯浅桜翼の活躍で4-0とリードするも、追加点を奪えず苦しむ展開となった。

武藤陽世投手が6回を2安打無失点の好投を見せるも、終盤に失点を許し、監督も甲子園への道はまだ遠いと強調した。

【高校野球】仙台育英が決勝進出も須江監督引き締めの8回連呼…「まだまだまだまだまだまだまだまだ甲子園は見えない」

◆第106回全国高校野球選手権宮城大会準決勝 仙台育英5―2古川学園(21日・楽天モバイルパーク)

 仙台育英が5―2で古川学園を下し、3大会連続42度目の決勝(23日・楽天モバイル)進出を決めた。2回1死二、三塁から今野琉成三塁手(1年)のスクイズで先制。佐々木義恭右翼手(2年)の中越え2点三塁打、湯浅桜翼二塁手(3年)の右前打で4―0としたが、その後は8回まで追加点を奪えなかった。

 先発の武藤陽世投手(3年)が6回を2安打無失点と好投したが、8回と9回に1点ずつを返されるなど終盤は苦しんだ。須江航監督は「強い相手で一筋縄ではいかないと思っていました。まだまだまだまだまだまだまだまだ甲子園は見えない。次、最後勝っていて、9回アウトを取る瞬間に少し見えてくるくらい。まだ何も始まっていない。センバツにも出ていないし、遠い遠い甲子園です」と引き締めた。