U23バックアップの3人がパリ五輪に出発 追加招集の植中は「ゴールに直結するようなプレーを」

AI要約

サッカー男子U-23日本代表のバックアップメンバーがパリ五輪に向けてフランスに出発した。

新たなルール変更により試合ごとに18人を選ぶ運用になったバックアップメンバーたちは出場の可能性を広げている。

各選手はチームへの貢献意識を示し、金メダル獲得に向けて全力で戦う意気込みを語った。

U23バックアップの3人がパリ五輪に出発 追加招集の植中は「ゴールに直結するようなプレーを」

 パリ五輪に出場するサッカー男子U―23日本代表のバックアップメンバーでチーム合流が決まったMF植中朝日(22=横浜)、DF鈴木海音(21=磐田)、GK佐々木雅士(22=柏)が21日、羽田空港からフランスに向かった。

 メンバーに関するルール変更があり、代表18人にバックアップメンバー4人を加えた計22選手の中から心身の疲労を考慮した上で、試合ごとに18人を選ぶ運用になった。バックアップといえども出場の可能性が広がる中、MF佐野航大(20=NECナイメヘン)に代わって追加招集された植中は「バックアップですけどアピールして少しでもメンバーに入れれば。ゴールに直結するようなプレーを見てもらいたい」と力を込めた。

 鈴木は「自分もチームのために絶対戦わないといけない。試合に出る出ないにかかわらず、胸を張ってチーム一丸となって戦いに行きたい。全員で金メダルが欲しい」と力を込めた。佐々木は「五輪は4年に一度。サッカーは(原則)23歳以下しか出られない。一生に一度と思ってきた。そういうところにチームの一員として行けるのは光栄。引き締まる思い。自分が何かプラスアルファできれば」と訴えた。