鹿島復帰の三竿健斗が合流5日目で途中出場「勝つために呼んでもらった。最初の試合で勝てたのは良かった」
MF三竿健斗が1年半ぶりに鹿島に復帰し、FC東京戦で途中出場。逃げ切り勝利に貢献した。
三竿健斗はサポーターから大きな拍手を受け、喜びを感じながらプレー。チームは横浜戦の大敗から踏ん張りどころを迎えていた。
チームの気持ちの入り方には満足しつつも、声の足りなさやリーダーシップの不足も指摘。今後は声を出してチームを引っ張りたいと考えている。
◇明治安田J1リーグ第24節 鹿島2―1FC東京(2024年7月20日 カシマスタジアム)
鹿島に1年半ぶりに復帰したMF三竿健斗が20日のFC東京戦で途中出場。2―1の後半28分にMF柴崎岳に代わってボランチに入り、逃げ切り勝利に貢献した。「勝つために呼んでもらった。一番最初の試合で勝てたのは良かった」と息をついた。
15日にベルギー1部ルーベンからの加入が発表され、16日の練習から合流。復帰後即ベンチ入りしたこの日はスタンドから大きな拍手で迎えられ、「素晴らしいサポーターの前でまたプレーできることに喜びを感じながらプレーした」と慣れ親しんだピッチをかみ締めた。
チームは前節の横浜戦で大敗し、踏ん張りどころを迎えていただけに「みんないつもより気持ちが入っていたと思う。それが球際や二度追い、三度追いする部分に表れていた」と強調。
一方で「練習からもそうだったけど、声は足りないなと思った。そういうところでリーダーシップを取っていきたい」と現状も冷静に指摘した。