鹿島、2得点でFC東京に勝利! 一度は追いつかれるもDF濃野の今季6点目が決勝点

AI要約

鹿島アントラーズがFC東京を2-1で破り、2試合ぶりの勝利を手にした。

名古新太郎と濃野公人が得点し、激しい攻防を織り成す展開となった。

三竿健斗が1年半ぶりにピッチに立ち、鹿島の勝利に貢献した。

 20日、明治安田J1リーグ第24節鹿島アントラーズ対FC東京が行われた。

 前節終了時点で4位の鹿島が、ホームに同7位のFC東京を迎えた一戦。両チームの勝ち点差は5で、序盤から球際の激しい攻防が繰り広げられる。

 先制したのは鹿島だった。30分、自陣でのピンチを防ぎMF柴崎岳の縦パスからカウンターのスイッチが入ると、敵陣深く左サイドでボールを受けたMF仲間隼斗が中央へパス。FW師岡柊生のシュートはブロックされるも、こぼれ球をペナルティエリア右で拾ったMF名古新太郎が素早い持ち出しで対峙した相手を外すと、右足でゴール左へと鋭いシュートを突き刺した。

 ビハインドを背負ったFC東京の反撃は41分、DF徳元悠平のフィードで相手DFラインの裏へと抜け出したMF遠藤渓太が、見事なファーストタッチから敵陣深く左サイドへと持ち込み、中へと切り返す。遠藤は角度のないところから右足を振り抜くと、ボールは相手DFに当たりながら右のサイドネットを揺らした。試合は1-1でハーフタイムを迎える。

 そして、後半は立ち上がりから試合が動いた。鹿島が敵陣右サイド深くでパス交換を展開し、DF濃野公人が中央へクロス。このボールは相手DFに防がれたものの、跳ね返ったボールに再び反応した濃野が、左足でゴール右のニアサイドを撃ち抜いた。鹿島が勝ち越しに成功する。

 鹿島は74分、柴崎に代えてルーヴェンから復帰したばかりのMF三竿健斗を投入。およそ1年半ぶりに鹿島の選手としてピッチに立った。

 結局その後スコアは動かず、試合終了。2-1で勝利した鹿島は、2試合ぶりの白星を手にしている。

【スコア】

鹿島アントラーズ 2-1 FC東京

【得点者】

1-0 30分 名古新太郎(鹿島)

1-1 41分 遠藤渓太(FC東京)

2-1 47分 濃野公人(鹿島)