阪神4連敗でまた貯金ゼロ 拙攻、拙守…岡田監督「惜しかったとか、頑張りましたもない」
阪神は今季2度目の4連敗を喫し、岡田監督は試合後に疲労感を漂わせながら落胆を示した。
試合中、阪神は好機を作るもランナーを生かせず、延長戦で1点を許し反撃の余地を残さなかった。
岡田監督は選手に対して手厳しい声をかけ、不調の原因を分析している。
阪神0―1広島(20日、甲子園)
阪神は今季2度目の4連敗。試合後の岡田監督は、疲労感を漂わせながら「何も言うことない。言葉がないよ」と嘆いた。
四回まで走者を出せずにいた阪神は五回に1死一、二塁の好機を作ったが、梅野が三ゴロ併殺。0-0のまま迎えた延長十回も、1死一塁から再び梅野が二ゴロ併殺に倒れた。
流れを引き寄せられぬまま迎えた延長十一回は、2四球に失策が絡んで無死満塁のピンチ。小園の犠飛によって、無安打で1点を奪われ、反撃の力は残されていなかった。
閉塞感から抜け出せず、またも貯金がなくなった。指揮官は「(不調は)東京ドーム(巨人戦)からや。信じられへんわ」とぼやきが止まらない。「プロやねんから。惜しかったとか、頑張りましたもない」と最後まで手厳しかった。(嶋田知加子)