鹿児島中央エース譽田、175球の力投でシード校・鹿屋農を破る!【24年夏・鹿児島大会】

AI要約

鹿児島中央と鹿屋農の熱戦が展開、10回の延長戦までもつれる

両校のエース投手が力投し、得点機を作るも決定打が出ず

鹿児島中央が10回の裏にスクイズで先制点を挙げ、勝利を収めた

鹿児島中央エース譽田、175球の力投でシード校・鹿屋農を破る!【24年夏・鹿児島大会】

<第106回全国高校野球選手権鹿児島大会:鹿児島中央1-0鹿屋農(延長10回)>16日◇2回戦◇鴨池市民球場

鹿児島中央は立ち上がり、鹿屋農の注目の好左腕・吉元 皇翔(3年)から3四死球と暴投で二死満塁と先制機を作るも生かせず。

その裏、鹿屋農も連打と四球で無死満塁と得点機を作るが、鹿児島中央の左腕エース・譽田 秀之(3年)が連続三振と中飛で打ち取って無失点で切り抜けた。

点の取り合いになりそうな雰囲気だった初回の攻防が一転、2回以降も両者得点が全く入らない展開となった。

2回を3者連続三振で切り抜けた鹿屋農の吉元は立ち直り、9回まで被安打4、14奪三振の力投で味方の援護を待った。

鹿屋農は2回以降も6回を除いて毎回走者を出し、2、4、5、8、9回と得点圏に進めたが、鹿児島中央の右腕・譽田の前にあと一本が出ない。

両者無得点のまま、試合はタイブレークの延長戦にもつれた。

10回裏、鹿児島中央は無死満塁として2番・福田 海晴(3年)がスクイズを決めて、待望の先制点を挙げる。

その裏、鹿屋農は二死満塁としたが、譽田が最後の打者を右邪飛で打ち取って試合終了。2時間54分に及んだ死闘は鹿児島中央が第4シード鹿屋農に競り勝ち、175球投げたエース譽田の力投が報われた。