ユーヴェの21歳FWスーレ争奪戦…ローマがレスターを上回る45億円オファーを提示か
ローマが21歳のFWマティアス・スーレ獲得に向けてユヴェントスにオファーを提示。
スーレはセリエA残留を望み、ローマとの交渉が始まる見通し。
また、ローマはモロッコ代表エン＝ネシリやカナダ代表デイヴィッドとも交渉中。
ローマが21歳のFWマティアス・スーレ獲得を目指し、所属先のユヴェントスに対してオファーを提示したようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が18日に伝えている。
スーレを巡っては、今夏、ローマとレスターが獲得に乗り出しているが、ローマはアルゼンチン出身の若き逸材の確保へ向けて、選手と個人間合意に至った後、ユヴェントスに対してボーナスを含めた移籍金2600万ユーロ（約45億円）の正式オファーを提示した。この金額は、レスターの提示した金額を100万ユーロ（約1.7億円）ほど上回るとのこと。
選手本人は、セリエA残留の意思を示しており、今後、ローマとの間の交渉が本格的に始まるとみられている。だがユーヴェは、現時点でローマのオファーを上回る移籍金を求めていて、金額はボーナス込みで3000万ユーロ（約51億円）の大台に乗せたい意向だ。
アルゼンチン出身のスーレは、2020年夏にユヴェントスの下部組織に加入。昨シーズンは、レンタル先のフロジノーネでリーグ戦36試合に出場して11ゴール3アシストをマークし、コッパ・イタリアの3試合にも出場した。
ローマは、攻撃陣において、さらなる補強を進めており、セビージャに所属するモロッコ代表ユセフ・エン＝ネシリとの交渉も続けている。ただ、モロッコ代表の27歳FWを巡っては、元ローマ指揮官ジョゼ・モウリーニョ率いるフェネルバフチェも強い関心を示していて、スペインのクラブに対して2000万ユーロ（約34億円）のオファーを受け入れるかどうかの最終通告を行ったとされている。また、ローマはリールに所属するカナダ代表ジョナサン・デイヴィッドの動向も注視しているようだ。
