「二つのまさか。人生と一緒だと…」 西宮今津のラストミーティング
西宮今津は兵庫大会で活躍し、逆転サヨナラ負けを喫したが、チームの成長を感じた監督の言葉が印象的だった。
監督はチームの結束力や可能性を強調し、失敗も人生の一部として受け入れる姿勢を示した。
チームはこれからも前を向いて成長し続け、素晴らしい結果をもたらしてくれると期待されている。
第106回全国高校野球選手権地方大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は兵庫大会に出場した西宮今津です。
(18日、第106回全国高校野球選手権兵庫大会4回戦 西宮今津4―5甲南)
■西宮今津・井上直哉監督
(3回戦でシード校の神戸弘陵を破り、この日は逆転サヨナラ負け)
坂は三つあります。
上り坂、下り坂、まさか。
今年の夏はまさか、この子らがここまでやってくれるとは、正直思いませんでした。
日に日にチームの結束力ができて、束になれば俺たちでもやれるんだということで、戦ってくれました。
その結果、シード校を破り、今日は最後の最後に、このような結果になりました。
これもまた、まさかということで、人生と一緒だと思います。
いいこともあれば、悪いこともある。
でも、また前を向いて立ち上がって、この子らはきっと、人生を素晴らしいものにしてくれると思います。(森直由)