井上尚弥の幼なじみで元Jリーガー・山口聖矢、判定で敗れる「ダウンを取った左フックは今後のプラス材料」【ボクシング】

AI要約

ボクシングの東日本新人王ライト級準々決勝で、山口聖矢が本多俊介に敗れる展開があった。

山口は井上尚弥の幼なじみで、ダウンを喫したが再起し、劇的な展開を見せた。

山口は負けを受け入れ、今後の成長につなげる意向を示した。

井上尚弥の幼なじみで元Jリーガー・山口聖矢、判定で敗れる「ダウンを取った左フックは今後のプラス材料」【ボクシング】

 ボクシングの東日本新人王ライト級準々決勝が18日、東京・後楽園ホールで開催され、山口聖矢(30)=大橋=が本多俊介(24)=E&Jカシアス=に4回判定0―2で敗れた。

 世界4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)の幼なじみで、SC相模原でプレーした元Jリーガーでもある山口は、3回に右フックと左アッパーのコンビネーションを浴びてダウンを喫した。しかし、再開後は攻める本多を正面から迎え撃ち、左フックのカウンターでダウンを奪取。劇的な展開にリングサイドの井上尚弥と弟のWBAバンタム級王者・拓真、兄弟の父、真吾トレーナーが立ち上がって声援を送った。それでも、最終回は身長182センチの本多との距離を攻略できず競り負けた。

 「悔しいです」という山口だが、「ダウンを取った左フックは尚弥と真吾さんの『左の返し!』という声が聞こえていたし、ずっと練習してきたパンチ。今後のプラス材料にはなるかなと思います。この負けを生かしていきたい」と、すぐに前を向いた。