「バロンドールにふさわしいのは?」伊紙アンケートで驚きの結果に! ロドリ、ヴィニシウス、ベリンガムを抑えて断トツだった選手は?

AI要約

バロンドールへの候補者を議論する記事。インテルのラウタロ・マルティネスを含む4名が挙げられ、イタリアのメディアでのアンケート結果も掲載。

候補者にはスペイン代表のロドリ、レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールとジュード・ベリンガムも含まれている。

アンケート結果では、イタリアのメディアでの影響か、ラウタロ・マルティネスが有力視され、ロドリ、ヴィニシウス、ベリンガムも一定の支持を得ている。

「バロンドールにふさわしいのは?」伊紙アンケートで驚きの結果に! ロドリ、ヴィニシウス、ベリンガムを抑えて断トツだった選手は?

 サッカー界最大の個人賞であるバロンドールは、常にその選考基準が議論を呼ぶ。

 欧州はスペインが制した。南米ではアルゼンチンが王座を防衛。チャンピオンズリーグ(CL)はレアル・マドリーが優勝した。もちろん、欧州主要リーグのそれぞれの王者もいる。そして、それぞれの大会で様々な選手たちが活躍した。

 次のバロンドーラーにふさわしいのは、誰なのだろうか。

 イタリアでは、先日からインテルに所属するアルゼンチン代表ラウタロ・マルティネスにバロンドールのチャンスがあるかもしれないと騒がれている。

 CLはベスト16だったが、セリエAでインテルを通算20回目のタイトルに導き、コパ・アメリカでもアルゼンチン代表で戴冠を果たしたからだ。しかもどちらの大会でも、ラウタロは得点王に輝いている。

 そこで、『Gazztta dello Sport』紙電子版は、「バロンドールにふさわしいのは?」と、ユーザーアンケートを実施した。ラウタロのほかに候補にあげられたのは3名だ。

 ひとりは、EURO2024で大会MVPとなったスペイン代表のロドリ。所属のマンチェスター・シティではプレミアリーグも制した。ただ、CLはベスト8にとどまっている。

 残る2人は、そのCLで頂点に立ったマドリーの2選手、ヴィニシウス・ジュニオールとジュード・ベリンガムだ。ただ、前者はブラジル代表として臨んだコパ・アメリカで8強にとどまった。後者はイングランド代表でEURO2024準優勝を果たしたが、大会前の期待ほど活躍できなかったとの見方もある。

 Gazztta dello Sportのアンケートは、現地7月18日朝の時点で、8130人が回答。46.6%がラウタロを選んだ。ロドリが25.9%、ヴィニシウスが16.6%、ベリンガムが11.2%となっている。

 やや驚きの結果とはいえ、イタリアのメディアによるアンケートだけに、ラウタロ有利の結果なのも当然か。そして誰が最有力候補になっても、議論が尽きることはないだろう。栄冠を手にするのは誰になるのか。行方を見守りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部