慶応の夏が終わる…107年ぶり日本一の歓喜から1年、2連覇の夢は桐蔭学園の前に散る
慶応は桐蔭学園に敗れ、夏の甲子園挑戦が終わった。
8回に酒井一玖の中前打で同点となるも、勝ち越すことができず。
最終回も若き血の応援がありながらも、昨夏の王者は2連覇ならず。
◇第106回全国高校野球 神奈川大会5回戦 慶応2―4桐蔭学園(2024年7月18日 バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
慶応の夏が終わった。
昨夏107年ぶりに夏の甲子園で頂点に立った古豪が、神奈川大会の5回戦で、春夏12度の甲子園出場を誇る強豪・桐蔭学園に屈した。
1―2で迎えた8回無死一塁の場面から慶応応援席で「ダッシュケイオウ」が響き始めた。
無死二塁から酒井一玖の中前打で同点。「若き血」の大合唱で歓喜に沸いた。
1 なお2死満塁と攻めたが勝ち越すことはできなかった。
9回、5番手で登板した鈴木佳門が無死満塁のピンチを招くと、7番・深松に2点中前打を浴びた。
最終回は「若き血」の大合唱が昨夏王者の背中を押したが、2連覇の夢は届かなかった。