相馬エース宝佑真、東京五輪で始球式経験した地で3失点完投勝利「野球の神様が味方」/福島

AI要約

相馬高校は福島大会で4-3で福島成蹊高校に勝利した。エースの宝佑真投手が6奪三振3失点の完投勝利を挙げ、チームをけん引した。

宝佑真投手は1年から主戦投手として活躍し、勝利の瞬間には先輩たちの思いを背負って喜びを表現した。

宝佑真投手は過去に県営あづま球場で東京五輪野球開幕戦の始球式を務めた経験があり、今大会の決勝戦も同じ球場での登板を目指している。

<全国高校野球選手権福島大会:相馬4-3福島成蹊>◇17日◇2回戦◇県営あづま球場

 相馬のエース宝佑真投手(3年)が6奪三振3失点の完投勝利を挙げた。1年から主戦投手としてチームをけん引。

 「勝たせることができなかった先輩たちの思いも背負う」と、勝利の瞬間にはエースの雄たけびが響き渡った。21年に県営あづま球場で行われた東京五輪野球開幕戦で、当時中3のエースは始球式を務めた。今大会が順調に進むと、決勝戦は始球式と同日の7月28日。「すごく運命的なことだし、野球の神様が味方してくれていると思う」。3年前と同じマウンドでの登板を目指す戦いが続く。