帝京が13年ぶり夏の甲子園へ快勝発進!帝京OB・杉谷拳士に憧れる逸材1年生内野手が現れる!

AI要約

13年ぶり甲子園出場を目指す帝京が淑徳巣鴨を7-0で下し、コールド勝利を収めた。

新人選手の活躍が目立ち、1年生の池田 大和内野手が主将の欠場を埋める活躍を見せた。

さらに、投手陣でも1年生の仁禮 パスカルジュニア投手が好投し、期待が高まっている。

帝京が13年ぶり夏の甲子園へ快勝発進!帝京OB・杉谷拳士に憧れる逸材1年生内野手が現れる!

<第106回全国高校野球選手権東東京大会:淑徳巣鴨0-7帝京>◇14日◇3回戦◇明治神宮野球場>

 13年ぶり甲子園出場を目指す帝京がコールド発進。初戦から波に乗りたいチームに勢いをもたらしたのは、二塁手でスタメンした池田 大和内野手(1年)だった。

 この日は怪我で出場を回避した主将の西崎 桔平内野手(3年)に代わってスタメン入り。「西崎さんが試合にでないまま、最後にはしたくなかった」と強い覚悟を持って臨むと、初回の第一打席に右前適時打を放って起用に応えた。期待の一年生に金田 優哉監督も「度胸もあるし、西崎の穴を埋めてくれている」と活躍を称えていた。

 同校OBで日本ハムでも活躍した杉谷 拳士氏に憧れ帝京に入学。「イニングの合間やフライを打ち上げてしまった場面でも常に全力で走ることを心がけている」とハッスルプレーを貫いて、帝京魂を継承していく。1年夏で存在感を見せる”杉谷2世”は「毎回チャンスの場面で一本を出せるようになりたい。持ち味の守備でもチームを勢いづける活躍がしたい」と抱負を口にした。

 投手でも2番手で仁禮 パスカルジュニア投手(1年)が初登板。細身ながら186センチから角度のあるボールを投げ込んで3三振を奪い、「1年生だけど落ち着いて投げてくれた。ヒットを続けられた中でも自分のボールを投げていたと思う」と金田監督も振り返った。

 猛打の帝京に新たな風を吹かせる新入生の活躍から目が離せない。