横浜FMと契約解除のキューウェル前監督が惜別メッセージ「日本は私にとって特別な場所であり続けます」

AI要約

ハリー・キューウェル前監督が解任され、横浜F・マリノスへ感謝のメッセージを送った。

成績不振の結果、契約解除となったが、応援やサポートに感謝を述べた。

将来的に再び日本に戻って来ることを願い、チームやファンに感謝の意を示した。

横浜FMと契約解除のキューウェル前監督が惜別メッセージ「日本は私にとって特別な場所であり続けます」

 15日付で解任となったハリー・キューウェル前監督が、横浜F・マリノスに対する惜別メッセージを綴った。

 現役時代は“オズの魔法使い”と称され、オーストラリアを代表するクラックとなったキューウェル氏は現在45歳。プロキャリアを終えた後は、イングランド4部や5部、セルティックなどで指導者としての経験を積み、今シーズンに横浜F・マリノスの監督に就任した。しかし、開幕当初からギリギリの戦いが続くと、ACL準優勝を境に、成績は低迷の一途を辿る。明治安田J1リーグ第20節から第23節では16年ぶりとなる4連敗を喫すと、水戸ホーリーホックとの対戦となった天皇杯3回戦もPK戦での辛勝に。第24節終了時点で、8勝5分10敗の12位。残留争いに巻き込まれていた。

 成績不振に伴い、横浜F・マリノスから契約を解除されたキューウェル前監督。その中で17日、自身の公式Instagramにて「横浜F・マリノスに関わる全ての方へ」とし、サポーターに惜別メッセージを綴った。

「今回、マリノスで監督をするチャンスを与えてくださった中山社長に心より感謝いたします。そして、過密日程の中でも私や選手たちに信じられないほどの応援でサポートし続けてくれた、ファン、サポーターの皆さんにも大変感謝しています。私たちが掲げた目標を達成することはできませんでしたが、この旅路を振り返ると誇りに思えます。AFCチャンピオンズリーグで優勝を目指すのはとても大きな挑戦でもありました。残念ながら優勝は果たせませんでしたが、この大会で得た感情や思い出は忘れられないものとなりました。それもこれも、選手やファン、サポーターのみなさんのおかげです」

「また、常に後方から支えてくれたクラブのスタッフ、社員のみなさん、本当にありがとうございました。今シーズンの残りとこれから先のご活躍を心から願っています。日本は私にとって特別な場所であり続けます。また近い将来戻って来れることを願っています。 ハリー」