大谷翔平がオールスター戦で初の本塁打 右中間中段へ3ラン ガッツポーズと笑顔

AI要約

大谷翔平がオールスター戦で3ラン本塁打を放ち、ガッツポーズを見せた。

過去のオールスター戦では打者一本に終わっていたが、今回はスター選手たちの前で輝いた。

大谷はこれまでの成績を覆し、スター選手としての力を示した。

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(30)は16日、アーリントンで行われたオールスター戦にナ・リーグの「2番・指名打者」で先発出場。三回無死一、二塁の好機に、ハウク(レッドソックス)から右中間席中段へオールスター戦初の3ラン本塁打を放った。88マイル(約141キロ)のスプリットを完璧にとらえた。打った瞬間、手応えを感じた大谷はゆっくりを走り出し、ガッツポーズと笑顔で一周した。ダッグアウトに戻ると、同僚のT・ヘルナンデスから大量のヒマワリの種のシャワーを受けた。打球の速度は103・7マイル(約166キロ)、角度は29度、飛距離は400フィート(約121メートル)だった。

一回1死走者なしの第1打席。ア・リーグ先発右腕バーンズ(オリオールズ)。カットボールで1ボール2ストライクと追い込まれたが、その後の変化球を見極めて四球を選んだ。4番ハーパー(フィリーズ)の左翼線二塁打で三塁に進んだが、後続が倒れて得点はならなかった。

過去3度のオールスター戦では、初出場の21年に投打二刀流だった以外は打者一本。22年の第1打席で中前安打を放っただけで通算4打数1安打、1三振2四球。本塁打は不発で、大谷らしさを発揮していなかったが、ついにスター選手の前ですごさを披露した。