【全日本】最後の3冠前哨戦は本田竜輝が王者安斉勇馬から直接3カウント「後楽園が楽しみだな」

AI要約

全日本プロレスの横浜大会で、安斉勇馬と本田竜輝が激突。前哨戦では本田が勝利し、20日の王座戦が楽しみになった。

安斉と本田はエルピーダの仲間でありながら、ライバルとして闘志をむき出しにし、白熱した試合を展開した。

安斉は20日の王座戦に向けて本田に勝利を誓い、本田も安斉に対して激しい闘志を燃やしていることを宣言した。

<全日本プロレス:横浜大会>◇15日◇神奈川・横浜ラジアントホール

 7月20日後楽園大会での3冠ヘビー級王座戦で激突する王者・安斉勇馬(25)と挑戦者・本田竜輝(24)が最後の前哨戦を戦った。

 安斉はライジングHAYATOと組み、本田は、総合格闘技の経験もあるデスマッチファイターで、同じ町田出身の竹田誠志と“町田タッグ”を形成して戦った。

 ユニット「エルピーダ」の仲間でありながら、ライバルという関係の安斉と本田は闘志をむき出しにし、渾身(こんしん)のエルボー合戦。本田はコーナーにもたれかかる安斉に力いっぱいラリアットをたたき込んだ。

 本田は安斉のジャンピング・ニーを食らっても、すぐに立ち上がってラリアットをお返し。最後は12分33秒、安斉の打撃をかわした本田が足元に入って飛行機投げ固めで安斉から3カウントをもぎ取った。

 バックステージでは安斉が「今日の負けなんて関係ねえよ。20日に勝てば全部それでいいんだよ。エルピーダとか、ニューピリオドとか全部関係なしにして、本田、ぶっ殺してやるよ!」と叫び、本田も「今日は俺の勝ちだわ。7月20日、後楽園ホール大会、楽しみだな。俺はな、お前に対して悔しくて悔しくて仕方がないんだよ。お前のことは本当につぶしてやるからな」と宣言した。