【競輪】尾方真生が松戸ガールズケイリンFでビッグレース初V こだわり続けた逃げで快勝

AI要約

尾方真生(25)=福岡・118期・L1=がガールズケイリンフェスティバル2024で初優勝し、最後の覇者となる。

尾方は強気の逃げ勝負で勝利し、ビッグレース制覇を達成。自身初のビッグレース優勝で喜びを語った。

今後は賞金ランキング上位やG1・競輪祭女子王座戦への挑戦を目指し、先行力を磨いていく意向。

 「ガールズケイリンフェスティバル2024」(15日、松戸)

 11Rで行われた決勝は尾方真生(25)=福岡・118期・L1=が逃げ切って優勝。自身初のビッグレース制覇で最後のガールズケイリンフェスティバル覇者となった。

 尾方が強気の逃げ勝負でフェスティバル初優勝を達成した。「デビューから5年。長かったけど、自分の走りでビッグレースを優勝できたことがうれしい」と、こだわり続けた先行策での勝利を笑顔で振り返った。

 レースは当銘直美(愛知)がSを取ったが、尾方は当銘の前に入り、打鐘から突っ張り先行。絶妙のペース配分でレースを支配して対戦相手の6人をシャットアウト。ゴールまでしっかり踏み直して逃げ切った。「ずっと大きいレースを逃げ切って優勝する自分を想像していた。自分らしい走りで勝てて自信になりました」。

 この優勝で賞金ランキングは4位へ浮上。賞金でのグランプリ出場も見えてきたが、狙うはG1・競輪祭女子王座戦(11月19~21日・小倉)の優勝だ。「G1決勝は1回しか乗れていない。まずはG1決勝に乗れるように。競輪祭でいい結果を出せるように少しずつ力を付けていきます」と先行力に磨きをかけていくつもりだ。