南米選手権でアルゼンチン代表FWメッシが負傷交代…ベンチでスパイク投げすて涙 試合は延長戦へ

AI要約

南米選手権決勝でアルゼンチン代表のメッシが負傷し、涙を流す場面があった。

試合は混乱の中、大幅な遅延の後にスタートし、慎重な展開が続いた。

メッシを欠いたまま延長戦に突入し、0―0のまま決着がつかなかった。

南米選手権でアルゼンチン代表FWメッシが負傷交代…ベンチでスパイク投げすて涙 試合は延長戦へ

◇南米選手権(14日・米フロリダ)アルゼンチン―コロンビア

 南米選手権の決勝が行われ、アルゼンチン代表FWメッシが負傷交代により、ベンチで涙を流す事態が起こった。前半にも右足を痛めていたメッシが、0―0の後半18分に自らバランスを崩して倒れ込むと、プレー続行不可能に。同20分にMFニコラス・ゴンザレスと交代してピッチを去ると、ベンチ前ではスパイクを投げ捨て、ベンチに座り込んだ。すると目を赤くして涙を流し、チームメートから慰められた。

 試合前からピッチ外でのトラブルからスタートした一戦だった。キックオフが予定より大幅に遅延。現地報道では、チケットを持たないファンがスタジアムに殺到して入場を試みたという。逮捕者も出るなど混乱が起こり、約1時間20分以上遅れのスタートとなった。試合は両チームとも慎重な立ち上がりに。前半6分、コロンビアがサイド攻撃からFWコルドバのシュートが左ポストをかすめるシーンをつくったが、ともに得点は奪えずハーフタイムへ。後半もメッシを欠いたアルゼンチン、コロンビアともに決め手を欠き、試合は0―0のまま延長戦へと投入した。