走ってみなければわからない!? レッグプレスで首を痛めてしまった北津留翼「重くて重くて」/サマーナイトフェスティバル

AI要約

北津留翼がナイター競輪「第20回サマーナイトフェスティバル(G2)」の9R予選に出場。地元小倉の大会には不参加となり、小川勇介が勝利。練習中に首を痛めたものの、万全の状態で激戦を予想。

走ってみなければわからない!? レッグプレスで首を痛めてしまった北津留翼「重くて重くて」/サマーナイトフェスティバル

 松戸競輪場のナイター競輪「第20回サマーナイトフェスティバル(G2)」が13日に開幕。9R予選を走る北津留翼(39歳・福岡=90期)に話を聞いた。

 7月、地元小倉のF1シリーズ(第18回吉岡稔真カップ争奪戦)にあっせんされていたが、家事都合のため早々に不参加を申し出た。その小倉は小川勇介が大健闘の末に制し、地元の牙城を守った。

「ダイジェストを見ました。吉岡さんの大会を小川さんが勝ってよかったし自分も安心しました。ボクがいない方がいいのかも(笑)」と冗談めかしたが、先輩の頑張りを心底喜び、力として当地まで準備に専念することができた。

 ただ、直前は新たに練習メニューに取り入れたレッグプレスで首を痛めてしまい「(競輪養成所に入所した)娘(千羽)が養成所でレッグプレスを使っていると言うから自分も使ってみようと思って買ったんです。いざ使ってみたら、重くて重くて首を痛めてしまった(苦笑)」と散々だったというが「気持ちよく練習はできた」とも。

 だが、そこまで心配することもない。万全の状態でうっかりポカをすることもあれば、ケガ明けなど手負いの状態で強烈な強さを発揮することもある。北津留翼とはそういう選手で、走ってみなければわからない、そんな読めないスタイルが魅力となっている。

 9R予選は藤井侑吾、吉田有希、根田空史ら先行力のあるメンバーが揃っており激戦が予想されるが、首の痛みを忘れる猛烈な一撃で魅せてくれるかもしれない。(netkeirin特派員)