小林悠の勝ち越し弾は幻に…川崎F、C大阪に追いつかれてリーグ戦5試合連続ドロー

AI要約

川崎フロンターレとセレッソ大阪が1-1の引き分けに終わる。

川崎Fは先制するもC大阪が追いつく展開となる。

川崎Fはリーグ戦5試合連続のドロー、C大阪は9試合負けなし。

小林悠の勝ち越し弾は幻に…川崎F、C大阪に追いつかれてリーグ戦5試合連続ドロー

明治安田J1リーグは14日に第23節が行われ、川崎フロンターレとセレッソ大阪が対戦した。

直近リーグ戦4試合連続ドローと勝ちきれない試合が続く川崎Fと、8試合負けなし(4勝4分け)のC大阪の一戦。川崎Fでは長期離脱から復帰後プレータイムを伸ばす大島僚太や脇坂泰斗らが先発、C大阪はレオ・セアラらがスタメンに入っている。一方で、香川真司はベンチ外となった。

川崎Fは開始4分、ロングパスを収めたマルシーニョのチャンスメイクから脇坂泰斗がボックス内フリーでシュートを放ったが、GKキム・ジンヒョンのファインセーブに阻まれる。いきなり迎えた決定機を活かせない。一方のC大阪は11分、田中駿汰のヘッドが枠をとらえたものの、GKチョン・ソンリョンに弾かれた。

その後も川崎Fは左サイドのマルシーニョのドリブルを中心にチャンスを伺うと、36分に先制する。DFラインの背後をとったマルシーニョがそのままGKとの一対一を制している。キレを見せるブラジル人アタッカーの直近5試合4ゴール目で、ホームチームがリードを奪った。そのままリードして前半を折り返す。

後半も激しい攻防が続く中、川崎Fは58分にエリソンに代えて小林悠を投入する。一方のC大阪も、同じタイミングで奥田勇斗を下げて平野佑一をピッチへ送り出した。

その後はC大阪が押し込む時間を作ると、77分には追いつくことに成功。左サイドでフリーとなったカピシャーバがクロスを送ると、途中出場のヴィトール・ブエノが鮮やかなワンタッチでシュートを流し込んだ。良い時間帯に試合を振り出しに戻す。

追いつかれた川崎Fはその直後、敵陣深い位置でボールを奪い返すと、左サイドから橘田健人がクロス。ファーに飛び込んだ小林悠がワンタッチでネットを揺らした。頼れる36歳FWの勝ち越し弾かと思われたが、VARオンリーレビューの結果、ゴールは取り消されている。

勝ち越しとはならなかった川崎Fは、87分にバックパスのミスからピンチを迎えたものの、GKチョン・ソンリョンがファインセーブでチームを救う。最後まで白熱の攻防が続いたものの、スコアはこれ以上動かず。1-1の引き分けに終わった。

この結果、川崎Fはリーグ戦5試合連続のドローに。一方のC大阪は、2試合連続ドローとなったが、9試合負けなし(4勝5分け)となっている。