楽天・小郷裕哉、8回決勝2ラン! 西武にカード3連勝で勝率5割復帰、3位キープ

AI要約

楽天はオールスターゲーム前最後の本拠地・仙台での3連勝を果たし、リーグ3位をキープして勝率を5割に戻した。

打線が隅田からランナーを生かして得点し、序盤にリードを奪うも、同点に追いつかれる展開となった。しかし、8回に打線が奮起し、小郷の2ランホームランで勝ち越す。

守護神の則本がリードを守り抜き、楽天が3連勝を達成した。

楽天・小郷裕哉、8回決勝2ラン! 西武にカード3連勝で勝率5割復帰、3位キープ

◇14日 楽天4―2西武(楽天モバイルパーク宮城)

 楽天はオールスターゲーム前最後の本拠地・仙台での3連戦を3連勝。パ・リーグのチーム相手では今季初の同一カード3連勝を決めて勝率を5割(39勝39敗2分け)に戻すとともに、リーグ3位をキープした。

 12日の武内、13日の今井に続いて、この日も難敵・隅田との対戦となったが、打線が4回1死満塁から6番・フランコが左犠飛を放って、1点を先制。続く5回も1死二塁から1番・小郷が中前適時打を放って、1点を追加した。

 しかし、先発の藤井が先頭・古賀への四球をきっかけに1死一、三塁と攻め込まれた後に3番・野村大に左前適時打を浴びて1点を返された。ここでベンチは2番手・渡辺翔にスイッチしたが、2死一、二塁から5番・山村に右前適時打を浴びて、2―2の同点に追いつかれた。

 それでも、「必ず勝ちます」という13日の試合後の今江敏晃監督の意気込みに応えようと、打線が8回に奮起。先頭の9番・太田が左前打で出塁すると、続く小郷が隅田が投じた2球目の143キロ直球をフルスイング。打球は勝ち越しの6号2ランとなって右翼席に飛び込んだ。9回は守護神の則本が登板。リードを守って、逃げ切った。