メジャーVへ2位古江彩佳に絶賛の声多数 大会公式「誰にも止められない」米メディア「ほぼ完璧」

AI要約

古江彩佳が米女子ゴルフの海外メジャーで好調なプレーを見せ、初のメジャー優勝を目指している。彼女は2位に1打差で最終日に臨む。

古江は隙のないゴルフで逆転のチャンスを追い求め、前日にボギーなしの素晴らしいラウンドを見せた。プロとしての成績も着実に向上しており、ブレイクに近づいている。

大会公式サイトや米専門サイトも古江のプレーに賛辞を送り、フルエはフランスの観客を魅了し、今季の好調を続けている。最終日の注目は彼女に集まっている。

メジャーVへ2位古江彩佳に絶賛の声多数 大会公式「誰にも止められない」米メディア「ほぼ完璧」

 米女子ゴルフの海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権は13日、フランス・エビアンリゾートGC(6527ヤード、パー71)で第2ラウンド(R)の未消化分と第3Rが行われた。2打差の単独首位で第3Rを出た古江彩佳(富士通)は3バーディー、2ボギーの70で回り通算13アンダー。首位と1打差の2位に後退したが、メジャーで優勝争いに加わり、大会公式サイトなどは「誰にも止められない」と賛辞の言葉を並べた。

 隙のないゴルフが持ち味の古江が初のメジャー優勝を視界に捉えた。米専門サイト「ゴルフ.com」は、「LPGAプロには大逆転のチャンスがある。彼女はまだ逃していない」との見出しで記事を掲載。古江のプレーぶりについてこう称賛している。

「土曜は晴れてコースは少し乾くと予想されたが、フルエにとっては何ら変化はない。2番で素早くバーディーを奪い、ほぼ完璧なプレーを続けた。彼女は2016年以来、最初の2ラウンドをボギーなしでプレーした最初の選手になった」

 パリ五輪代表には笹生優花と山下美夢有が入り、古江は落選した。記事では「今週の勝利は、五輪の苦悩から立ち直るだけでなく、少し苦しかった1年の終わりにもなる。フルエは今年の16大会に出場した4人のLPGAプロのうちの一人だ」と連続出場も交えて紹介。「8度のトップ10フィニッシュを考慮すると、彼女はブレイクに非常に近かった」としている。

 さらに大会公式サイトは第2Rについて「フルエはスポットライトを浴び、フランスの観客を魅了した」と指摘。「24歳の日本人選手は2024年で好調を維持している。LPGAツアーのバーディー数とラウンド数でトップに立つ彼女は、今日も誰にも止められない存在に見えた」と絶賛した。

 古江は1打差で単独首位に立つステファニー・キリアコウ(オーストラリア)を追う。運命の最終日は最終組に入り、日本時間14日午後5時36分にスタートする。