大谷翔平、タイガースの難敵左腕に苦戦、ダブルヘッダーで伝説を作ったコメリカパークで第3打席までノーヒット

AI要約

大谷翔平が敵地でのタイガース戦に挑み、3打数無安打の結果に終わった。

対戦相手のスカバル投手に苦戦し、200号本塁打に王手をかけている大谷は、難敵に打撃で苦しんだ。

昨年の偉業を達成したコメリカパークでの再挑戦に臨んだ大谷は、新たな偉業を成し遂げる意気込み。

大谷翔平、タイガースの難敵左腕に苦戦、ダブルヘッダーで伝説を作ったコメリカパークで第3打席までノーヒット

◇12日(日本時間13日) タイガース―ドジャース(デトロイト)

 ドジャースの大谷翔平選手が敵地でのタイガース戦に「1番・指名打者」で出場。5回2死走者なしでの第3打席で左飛に倒れた。1回先頭の第1打席は三ゴロ、3回2死一塁での第2打席は中飛だった。

 大リーグ通算200号に王手をかけている大谷は、相手先発の左腕スカバルに苦戦。今季すでに10勝(3敗)をマークしている難敵に対し、第1打席はシンカーを捉えきれずに三ゴロに倒れると、第2打席はスライダーに力ない中飛、第3打席はシンカーを捉えきれず左飛だった。

 大谷にとってタイガースの本拠地コメリカパークは思い出の地。昨年7月27日の同カードではダブルヘッダーの第1試合で先発してメジャー初完投初完封を達成し、第2試合では2打席連続本塁打をマーク。後世に語り継がれる偉業を成し遂げた球場だった。およそ1年ぶりに訪れた場所で、新たな偉業を刻みたいところ。

 大谷は試合前まで91試合に出場し、357打数112安打、打率3割1分4厘(リーグ2位)、28本塁打(リーグ1位)、66打点(リーグ3位)をマーク。三冠王を狙える位置にいる。盗塁は22個で、キャリアハイの26個にあと「4」に迫る。(写真はAP)