【DeNA】首位奪取狙うもサヨナラ負け 1点リード救援陣粘れず「経験どう生かすか」三浦監督

AI要約

DeNAが首位奪取の機会を逃し、サヨナラ負けを喫した試合の様子

救援陣の粘りが足りず、坂本の同点ホームランなどで試合が振り出しに戻された経過

三浦監督のコメントやブルペン陣の状況、チームの対応策について

【DeNA】首位奪取狙うもサヨナラ負け 1点リード救援陣粘れず「経験どう生かすか」三浦監督

<巨人3-2DeNA>◇12日◇東京ドーム

 DeNAが首位奪取の絶好機でサヨナラ負けに沈んだ。ゲーム差なしで迎えた首位巨人との直接対決。サヨナラでの2勝を含む3連勝の勢いを持って臨んだが、1点のリードを救援陣が粘れなかった。1点リードの8回先頭、坂本が丸にカウント2-1として、4球目149キロ直球を右中間に運ばれた。同点ソロを浴びて試合を振り出しに戻された。

 同点の9回には京山が先頭の大城卓に二塁打を浴びてピンチを招き、最後は1死三塁から若林の左前適時打で試合を決められた。三浦監督は「あのまま逃げ切るのが理想かもしれないですけど、そう簡単にはいかなかったですね。この経験をどう生かすかです」と糧にすることを求めた。

 ブルペン陣は昨季主力として支えたウェンデルケン、入江、上茶谷、伊勢、山崎らが軒並み不在。陣容はガラリと変化した。若手リリーバーの成長を促しながら、守護神の森原以外の勝ちパターンを臨機応変に組み替えて結果も追い求めていく。三浦監督政権で初の7月での首位奪取はならずも、指揮官は「もちろん悔しい負けですけど、また明日どうやって戦って勝つかを考えてやっていきます」と前を向いた。【小早川宗一郎】

 ▽DeNAジャクソン(6回5安打1失点と好投も、リリーフが追いつかれて5勝目はならず)「自分のベストのボールであるストレートを軸に、相手の動きを見ながら変化球をうまく選択することができました」