DeNA・京田陽太、初のサヨナラ打に三浦監督「前の打席の三振で相当悔しがっていた。その思いをぶつけてくれた」

AI要約

DeNAは延長10回に京田のサヨナラ打で中日を下し、好調をキープしている。

京田はプロ8年目で初のサヨナラ打を記録し、チームを勝利に導いた。

首位巨人との直接対決が控える中、京田はチームのターニングポイントとして力を発揮しようと意気込んでいる。

DeNA・京田陽太、初のサヨナラ打に三浦監督「前の打席の三振で相当悔しがっていた。その思いをぶつけてくれた」

◇11日 DeNA3x―2中日(横浜)=延長10回

 DeNA・京田陽太内野手がミートした打球は、センターへ抜けた。延長10回1死三塁。プロ8年目で初のサヨナラ打は古巣相手に打った。一塁を回るとジャンプし、ベンチを飛び出したナインと喜びを分かち合った。

 「ボール球でしたけど、とにかく気持ちで食らい付きました。三塁ランナーが(代走)桑原さんだったんでバットに当てれば何かが起きるかなと思った。気持ちよかった」

 京田は1点を追う8回無死一塁で見逃し三振。二盗を狙った代走・森敬も刺され、併殺となった。三浦監督は「前の打席の三振で相当悔しがっていた。その思いをぶつけてくれた」。遊撃守備での安定感が高く評価されているが、打率も2割5分9厘と上がってきた。

 9回に相手の絶対的守護神・マルティネスを打って追いつき、10回に劇的なサヨナラ勝利。これで首位・巨人とゲーム差なしの2位に浮上し、9連戦を3連勝で好発進した。

 「あと6連戦。ここがターニングポイント。前半戦の大事なところだと思うので頑張りたい」と京田。強い意識を持って、12日からの巨人との首位攻防を戦う。