栃木大会1号ランニング満塁本塁打 「走りきった」小山南・森川主将

AI要約

小山南が15-0で高根沢を破る。主将の森川久輝が満塁での本塁打を記録。

森川はきつい走りの練習を惜しまず行い、試合でその成果を発揮する。

試合後の森川は次の試合へ向けてチーム全体で意識を高め、頑張る意気込みを見せる。

栃木大会1号ランニング満塁本塁打 「走りきった」小山南・森川主将

(12日、第106回全国高校野球選手権栃木大会1回戦 小山南15-0高根沢)

 一回裏、満塁で打席に立った小山南の主将森川久輝の鋭い打球が、前進守備の右中間を抜けた。森川は雨でぬれたグラウンドの上を一気に駆け抜け、大会第1号の本塁打となった。

 「直球を振り抜いて、走りきった結果が本塁打になった」。きつい走りの練習でも決して手を抜かない選手。「その結果が出た」と神山監督も評価するが、試合後の森川はもう気持ちを切り替えていた。「次の試合に向け、皆で意識を高め、頑張りたい」(高橋淳)