ノーシードから進撃、福岡第一のパワフル4番が先制パンチ【高校野球福岡大会】

AI要約

福岡第一の東野星斗選手が先制の2ランホームランを放ち、貴重な勝利をもたらす。また、最後の守備でも頭上の飛球をしっかり捕球し、チームを勝利に導いた。

福岡第一は久々の甲子園出場を目指し、昭和最後の1988年夏以来の活躍を見せている。4番の東野選手はチームの中心として重要な役割を果たしている。

福岡大会でノーシードからの進出を果たした福岡第一は、チーム一丸となって甲子園出場を目指す。4番打者の存在が勝利に大きく貢献している。

ノーシードから進撃、福岡第一のパワフル4番が先制パンチ【高校野球福岡大会】

 ◆第106回全国高校野球選手権福岡大会4回戦 福岡第一3―2真颯館(12日・北九州市民球場)

 福岡第一のパワフル男が貴重な先制パンチを放った。初回に4番の東野星斗(3年)が2ラン。相手投手が2球続けた内角の真っすぐを「捕手の立場になって予測していました」と見逃さずに、左翼フェンスの向こう側へ豪快に運んだ。高校通算18本塁打はチーム最多。マスクをかぶっても4投手をリードし、一打同点のピンチとなった9回は最後、頭上に上がった飛球を大事に捕球した。

 エース左腕の前田幸長や「九州のバース」こと山之内健一を擁して準優勝した昭和最後の1988年夏から36年。久々の甲子園出場を目指し、混戦模様の福岡大会でノーシードから進撃中だ。「4番は気持ちが入ります。勝つときは4番が打つ。それが仕事ですから」と、分厚い胸をグイと張った。