今永昇太、メジャー新人トップ11度目のQSで8勝目 最強オリオールズ打線を6イニング無失点【MLB】

AI要約

カブスの今永昇太投手がオリオールズ戦で素晴らしい投球を見せ、4試合ぶりの8勝目を挙げた。

今季11度目のクオリティースタートを達成し、直近6試合での安定感が光る。

また、鈴木誠也外野手も貴重な打点を挙げてチームを支えた。

今永昇太、メジャー新人トップ11度目のQSで8勝目 最強オリオールズ打線を6イニング無失点【MLB】

◇10日(日本時間11日)MLB オリオールズ0―4カブス(ボルティモア)

 カブスの今永昇太投手(30)は敵地のオリオールズ戦に先発登板。6三振を奪い、6イニングを6安打無失点に抑える快投で4試合ぶりの8勝目(2敗)を挙げ、メジャー挑戦1年目でオールスターに初選出された栄冠を自ら祝福した。

 これで今季11度目のクオリティースタート(QS=6イニング以上を自責3以下)はメジャー全体の新人投手で最多とし、直近6試合で5度目と安定感が光る。

 この日の対戦戦相手オリオールズのチームOPS・772と147本塁打はメジャートップで、試合前の勝率・633はリーグトップ。今永はその最強打線を6イニングゼロ封した。これで今季ア・リーグ相手の交流戦は4試合で3勝0敗、防御率0・82の無双ぶりで「ア・リーグ・キラー」となっている。

 さらに大リーグ公式サイトによれば、球宴が初開催された1933年以降、今永の「前半戦で97イニング以上を16与四球以下」は、1985年のデニス・エカーズリーと2002年のジョン・リーバー以来、カブスで22年ぶり3人目の快挙となった。

 また、鈴木誠也外野手(29)は5回の左前タイムリーで貴重なチーム3点目をたたき出すなど4打数1安打、1打点だった。(写真はAP)