今永昇太 球宴前最後の登板は6回6安打無失点 8勝目権利手にして降板 3者凡退1度も要所しのぐ粘投

AI要約

カブスの今永昇太投手がオリオールズ戦で6回無失点の好投を見せ、8勝目を挙げた。

打線もモレルのソロや鈴木の適時打で援護し、2点を先制。

今永は走者を背負いながらも粘りの投球を続け、6回まで無失点を守った。

 ◇インターリーグ カブス―オリオールズ(2024年7月10日 ボルティモア)

 カブスの今永昇太投手(30)が10日(日本時間11日)、敵地でのオリオールズ戦に先発登板。初選出が決まった球宴前最後の登板で6回まで6安打無失点、6奪三振に抑え、今季8勝目の権利を手にして救援陣にマウンドを託した。

 初回は1死から四球と安打で一、二塁のピンチを招いたが、4番サンタンダー、5番ウェストバーグを連続三振に仕留めた。2回も先頭の6番ヘイズに二塁打を許したが、無失点。3回も2死から3番マウントキャッスルに右前打を許したが無失点と走者を背負いながらも粘りの投球を続けた。

 打線は2回にモレルのソロなどで2点を先制。2―0の5回2死三塁からは鈴木が左前適時打を放って今永を援護した。鈴木はこれで2試合連続適時打を放った。

 今永は4回をこの試合初めて3者凡退。5回は1死から二塁打を許したが、1番ヘンダーソンを空振り三振、2番ラッチマンを左飛に打ち取って5回までスコアボードにゼロを並べた。

 3―0の6回は2安打を許して1死二、三塁のピンチ。しかし、ここでもヘイズを見逃し三振、7番マテオを空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。