楽天 3年目右腕の先発・松井友飛が1死も取れずに8失点降板 6連打も浴び「全部自分が悪いです…」

AI要約

楽天・松井友飛投手が7安打8失点で降板し、悔し涙を流す場面があった。

強風の影響で守備に苦しむチームや選手が見られた。

松井は自らの責任を認め、厳しい言葉で今後の改善を誓った。

楽天 3年目右腕の先発・松井友飛が1死も取れずに8失点降板 6連打も浴び「全部自分が悪いです…」

 ◇パ・リーグ ロッテ―楽天(2024年7月10日 ZOZOマリン)

 今季3度目の先発となった楽天・松井友飛投手(24)が、1死も取れずに7安打8失点(自責7)で降板。ベンチではタオルで顔をおおって悔し涙を流した。

 初回に幸先良く1点を先制してもらうも、先頭・高部に左翼線二塁打。続く小川の犠打を処理した捕手の堀内が一塁に悪送球し、同点に追いつかれた。

 3番・藤岡に四球を与え、4番・ソトの左越え二塁打で勝ち越された。

 この打球に対し、左翼のルーキー・中島は一度前進し、慌ててバックしたが頭上を越された。この日のZOZOマリンは風速10メートル超の強風。守り慣れていない状況で風に惑わされ、目測を誤った。

 松井はさらにポランコ、角中の連続適時打に、中村奨の左前打を挟んで田村、藤原にも適時打を許し、6連打を含む7安打を浴びてこの場面で降板となった。

 試合後、松井は「申し訳ないです。全部自分が悪いです…」とコメント。今江監督は「一つもアウトが取れなかったんでね。送り込んだこちらの責任なので」。右腕が這い上がるためになにが必要か、と問われると「全てじゃないですか。プロの投手として全てのもの」と厳しい口調だった。