メッツ千賀滉大、3Aでリハビリ登板 3回途中2安打無失点、52球で降板

AI要約

メッツ千賀滉大投手が右肩の負傷から復帰を目指してリハビリ登板。

2回2/3を2安打無失点の好投を見せるも、2つの四球と暴投もあった。

千賀は段階的に球数を増やし、メジャー復帰に向けて努力を続けている。

メッツ千賀滉大、3Aでリハビリ登板 3回途中2安打無失点、52球で降板

<シラキュース-スクラントン>◇9日(日本時間10日)◇ニューヨーク州シラキュース

 右肩の張りなどで負傷者リスト(IL)入りしているメッツ千賀滉大投手(31)が、傘下3Aシラキュースでスクラントン戦にリハビリ登板し、2回2/3を2安打無失点だった。

 1回は先頭打者に直球をいきなり二塁打されたが、次打者から3者連続凡退に抑え、2回は2死から3人目の打者にカットボールを中前打されたが、次打者を二ゴロに打ち取った。

 3回は2死から3人目の打者に四球を与え、その後2度の暴投で走者を三塁に進めた後、再び四球を与え2死一、三塁としたところで52球で降板した。2回2/3を2安打無失点、2四球3奪三振、2暴投だった。フォーシームは最速97・5マイル(約157キロ)を計測した。

 千賀はキャンプ序盤で右肩の違和感を訴え、開幕からIL入り。復帰を目指して実戦的な投球練習に進んでいた5月に、右上腕三頭筋の炎症が判明しリハビリが一時中断した。3日に1Aブルックリンで負傷後初めて試合に登板し、これが2度目のマイナーでのリハビリ登板となる。メジャーに復帰するまでに75~80球を投げられるように段階的に球数を増やしていく見込みとなっている。