「我々にはいつもの輝きがなかった」フランス指揮官デシャンがスペインに敗れてのEURO敗退後に落胆を口に
EURO2024準決勝でフランスはスペインに1-2で敗れ、決勝進出を逃した。
デシャン監督はスペインのクオリティを称賛し、自身のチームの技術的ミスを指摘した。
攻撃面での武器が足りず、縦への攻撃に苦しんだフランスは最後まで奮闘したが、エネルギーが足りず結果を残せなかった。
フランス代表のディディエ・デシャン監督は、敗れたスペイン代表戦後にコメントした。
9日に行われたEURO2024準決勝でフランスはスペインと対戦。フランスは8分にランダル・コロ・ムアニのゴールで先制に成功する。しかし、21分に同点弾を許すと、4分後には逆転ゴールを奪われる。その後、フランスは反撃に出るもスペインが巧みに試合をコントロールしてフランスは1-2でスペインに敗れた。
2大会ぶりの決勝進出にはあと一歩届かなかったフランスのデシャン監督は、試合後に『TF1』で「スペインは今夜、彼らがとても良いチームであることを証明した。先制点を奪えて我々は幸運だったが、彼らは試合をコントロールする上で我々を上回っていたから、彼らは我々に問題を作り出した。今夜、彼らは彼らのすべてのクオリティを示した」と話し、自身の考えを続けた。
「（21分からの4分間で2失点したことについて）少しばかり遅れてしまったし、少しばかりフレッシュでなかったかもしれない。これは技術的なミスの原因になるものだ。我々はあまり前方に動くこともできなかった」
「試合をしっかりとコントロールするチーム相手にもっと上手くやれた確かなものがあった。特に方向性という面で、我々は十分に縦へ行けなかった。最後まで、我々の限界まで戦った。それに、複雑な状況の多くの選手たちがいた。これが6試合目で、おそらくエネルギーが足りなかったのかもしれない。最後には良いチャンスもあったが…」
「我々には攻撃面での武器がなかったから、さまざまな理由で適応しなければならなかった。我々にはいつもの輝きもなかった」
