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【巨人】岡本和真が先制14号「相当強い気持ちを持ってないと振れない」解説の清原和博氏も絶賛
巨人岡本和真内野手が、清原和博氏の前で4番の仕事を果たし、先制の2ランホームランを放った。
大雨洪水警報も出るほどの試合中止の危機にも勝負強さを見せ、主導権を握った。
清原氏は岡本の心の強さや技術を絶賛し、チームは3連勝で2位に浮上した。
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巨人岡本和真内野手(28)が、清原和博氏の前で4番の仕事を果たした。
初回2死一塁、ヤクルト高橋の外角低めチェンジアップをすくい上げた。直球の後の緩急に対応し、タイミングを合わせた。左中間席の最前列への先制14号2ラン。「先制できてよかったです」と喜んだ。通算525本塁打で巨人第64代4番のレジェンドが見守る前で、貫禄の1発を示した。
大雨洪水警報も出るほどの雷雨の影響で、午後6時開始予定が約1時間遅れた。最初は同15分、次に同30分に変更。そして最終的に午後7時1分に始まった。プレーボールの時間が3度ずれ込むイレギュラーな展開に「今日のような試合は先制点が重要だと思っていた」と勝負強さを発揮。高橋の立ち上がりをつかまえ、主導権を引き込んだ。打点も43でリーグトップに浮上した。
2日前の4日。移動日の休みを返上し、川崎・ジャイアンツ球場に向かった。黙々と約100スイングした。バットが遠回りしないように修正を施した。7試合ぶりの1発と結果を導いた。
テレビ解説の清原氏もうなった。「総理大臣と横綱と、巨人の4番は『第何代』って付きますから。相当強い気持ちを持ってないと、バットを振れないと思いますね」。巨人の4番という重い看板を背負う中で心の強さと技術を絶賛した。
チームは3連勝で2位に浮上。4番がバットで示し、首位広島にも1ゲーム差に肉薄した。【上田悠太】