「40人中の39位。ギリ!!!!」 0秒03差の涙から一転、陸上・田中佑美に届いたパリ五輪内定の吉報

AI要約

日本陸上競技連盟はパリ五輪代表内定選手51人を発表し、新たに27人が加わった。

女子100メートル障害に初めての五輪代表として選出された田中佑美が喜びをインスタグラムで表明。

田中は世界ランキングで39位を確保し、五輪出場権を獲得したことに感謝を述べた。

「40人中の39位。ギリ!!!!」 0秒03差の涙から一転、陸上・田中佑美に届いたパリ五輪内定の吉報

 日本陸上競技連盟は4日、パリ五輪の代表内定選手51人を発表。新たに27人が加わり、女子100メートル障害に田中佑美(富士通)が選出された。初めての五輪代表に、インスタグラムで「これからも粛々と、周りの全てに感謝を込めて」と胸中をつづった。

 発表を受け、田中は「I qualified for the Olympics(オリンピックの出場権を獲得しました)」と報告。2日に世界陸連が発表した最終世界ランキングで滑り込み、「40人中の39位。ギリ!!!!」と安堵した。

 その上で「ポイントの1点1点に、今までの踏ん張りとチャレンジと心からの応援が詰め込まれてる。最高な日の後も最悪な日の後も、日常は変わらず続くことを経験として知っているから。これからも粛々と、周りの全てに感謝を込めて」とつづった。

 昨年のブダペスト世界陸上代表の25歳田中は、代表選考を兼ねた日本選手権で12秒89(向かい風0.2メートル)で2位。初の五輪代表の即時内定を逃し、涙した。わずか0秒03差、優勝に届かず「悔しいです、とても」と話していたが、吉報が舞い込んだ。