「極めて珍しい光景だった」日本男子バレーを“全力応援”するポーランドのファンに母国メディアも驚き!「フランスに指笛を吹いた」【ネーションズリーグ】

AI要約

日本はVNL男子ファイナルラウンド決勝でフランスに敗れ銀メダルを獲得。

ポーランドメディア『Interia』は、日本男子バレーボールチームの熱い応援に触れる。

ポーランドのファンが日本選手に声援を送り、試合に感動を与えた光景が広がった。

「極めて珍しい光景だった」日本男子バレーを“全力応援”するポーランドのファンに母国メディアも驚き!「フランスに指笛を吹いた」【ネーションズリーグ】

 現地時間6月30日、バレーボールネーションズリーグ(VNL)の男子ファイナルラウンド決勝がポーランドのウッチで行なわれた。日本はフランスに1-3(23-25、25-18、23-25、23-25)で敗れたが、大会史上初の銀メダルを獲得した。

 大会終了後、ポーランドメディア『Interia』は、日本男子バレーボールについて言及。「日本は決勝で敗れたが、ファンの心を掴んだ。ポーランドのファンはこのチームに“夢中”になった」と報じている。

 この日の試合では、異例の出来事が発生。ポーランドのファンが日本に声援を送っていたのだ。一方、フランスがサーブを打つ際にはブーイングが鳴り響く。同メディアは「極めて珍しい光景だった。ウッチのアトラス・アリーナに集結したファンは、日本選手のプレーに歓声を上げるだけでなく、ポーランド代表の試合と同じように、対戦相手に指笛を吹いた」と状況を説明した。

 ポーランドのファンの温かさに触れた主将の石川祐希は、感極まった様子でこう語ったという。

「ここでプレーできることをとても楽しみにしていました。ポーランドのファンの皆さんがたくさん応援してくれて本当に嬉しかったです。得点を決めた時は、すごく喜んでくれたので、僕たちも感激しました」

 同メディアは「日本代表のキャプテン石川は、ポーランドの観客の心を掴んだうちのひとりだった」と記述。さらに、石川のSNSのフォロワー数についても触れ、「彼は現在インスタグラムで150 万人以上のユーザーにフォローされていると言えば、もう十分でしょう」と日本が誇るアウトサイドヒッターの人気ぶりに脱帽していた。

構成●THE DIGEST編集部