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【バレー】男子日本代表 スロベニアにストレートで勝利しVNL初の決勝進出
日本はVNL初の決勝進出を果たすため、セミファイナルでスロベニアをストレートで破る。
石川祐希主将や西田有志の活躍で3セットを連取し、決勝進出を決める。
決勝ではフランスと対戦し、日本の男子バレーボールが頂点を目指す。
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バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子ファイナルラウンドはセミファイナルを迎え、日本(FIVBランキング2位)は現地6月29日(土)にウッチ(ポーランド)でスロベニア(同3位)と対戦。ストレートで勝利を飾り、VNL初の決勝進出を決めた。
予選ラウンドで敗れたカナダをストレートで下し2大会連続でベスト4に進出した日本は、アルゼンチンにフルセットの末に勝利し勝ち上がったスロベニアと対戦。両チームは予選ラウンド第2週福岡大会でも対戦しており、そのときは日本が3-1で勝利していた。
序盤の連続得点で先行し、小野寺太志と山内晶大の連続クイックでリードを広げるが、そのあと連続失点を喫し、サービスエースで逆転を許す。そのあとサイドアウトを取り合う展開から石川祐希主将のスパイクで再び逆転、最後は西田有志のサービスエースで先取した。
スロベニアのサーブで始まった第2セット、石川主将のスパイクでサイドアウトを奪い先制すると、そのまま連続得点を奪って先行。スロベニアに徐々に追い上げられて逆転を許すが、長いラリーから石川主将がスパイクを決めて23-23と同点としジュースにもつれ込むと、第1セットに続き最後は西田のサービスエースで連取した。
第3セットは大塚達宣のサービスエースで抜け出すと、石川主将の軟打と強打を織り交ぜた攻撃や粘り強い守備から得点につなげてリードを広げる。あとがなくなったスロベニアに追い上げられ、終盤に逆転されてセットポイントとされるが、そこからジュースにもち込むと、最後はスロベニアのスパイクがアウト。ストレートで勝利を飾った。
日本は準優勝した女子に続いてVNL初の決勝進出を決め、昨年の銅メダルを上回る銀メダル以上を確定させた。決勝では、ポーランドとの死闘を制したフランスと頂点を懸けて激突する。
■ネーションズリーグ2024男子ファイナルラウンド
準決勝
日本(FIVBランキング2位) 3-0 スロベニア(同3位)
(25-21、27-25、31-29)
■日本の第1セットスターティングメンバー
大塚、小野寺、関田、石川、山内、西田、リベロ山本
■日本のトップスコアラー(上位3人)
石川 21得点(アタック19得点、ブロック2得点)
西田 18得点(アタック15得点、ブロック1得点、サーブ2得点)
小野寺 9得点(アタック7得点、ブロック1得点、サーブ1得点)
■日本の次戦(ファイナルラウンド決勝)
6月30日(日)20:00(日本時間翌翌3:00)
対戦相手:フランス(FIVBランキング6位)
■次戦のテレビ放送、配信予定
BS-TBS 放送予定
U-NEXT 配信予定
※記事内のFIVBランキングは日本の試合前のもの