コロ・ムアニが85分にOG誘発!フランス代表がベルギー代表との接戦を制しベスト8進出

AI要約

フランス代表とベルギー代表のEURO2024決勝トーナメント1回戦の対戦結果について。

フランス代表が苦しい展開を抑えて1-0で勝利し、ベスト8進出を果たした試合の詳細。

フランス代表はポルトガル代表対スロベニア代表の勝者と準々決勝で対戦することになった。

現地時間1日、EURO2024は決勝トーナメント1回戦が行われ、フランス代表とベルギー代表が対戦した。

優勝候補筆頭と目されていたフランスだが、エンバペが鼻骨を骨折するアクシデントもあり、グループDを1勝2分の2位で通過。3試合で挙げた2得点はオウンゴールとPKによるもので、2年前のW杯決勝でアルゼンチン代表と壮絶なシーソーゲームを演じた自慢の攻撃力は影を潜めている。

一方のベルギーも、ライバル不在目されたグループEでわずか1勝に終わり、ルーマニア代表に首位の座を明け渡して2位通過。ルカクが3試合でノーゴールと振るわず、こちらも得点力不足が課題のまま。2018年のW杯準決勝と同カードという大一番を迎えた。

立ち上がりからフランスがボールを保持して試合の主導権を握り、じわじわとベルギー陣内へと攻め入る。ベルギーも我慢の時間帯が続くものの、カウンターから虎視眈々とゴールを狙う。

27分、左サイドのドクがクサビのパスを入れると、オペンダが上手くDFと入れ替わってエリア内に侵入。折り返したボールはファーサイドに流れ、カラスコがボレーで捉えるもテオ・エルナンデスが体を張ってブロックした。

ややベルギーが盛り返す時間帯となっていたが、34分に右サイドでサイドチェンジを受けたクンデのクロスをゴール前のテュラムが頭で合わせる。しかし、このヘディングはゴール右へとわずかに外れた。

後半に入ってもスコアは動かず、62分にテュラムを下げてコロ・ムアニを投入したフランスに対し、ベルギーはオペンダに代えてマンガラを投入する。

70分にはエリア内左からルカクが左足ボレーで捉えるも、GKメニャンがしっかりと反応してはじき返す。83分にもデ・ブライネの強烈なシュートが枠を捉えるが、ここもGKメニャンがしっかりと反応してみせた。

試合が動いたのは85分。カンテがダイレクトで入れたクサビのパスをエリア内右で受けたコロ・ムアニが振り向き様に右足を振り抜く。このシュートがマークに付いていたフェルトンゲンの足に当たって若干コースが変わり、GKカステールスも反応しきれずついに均衡が破られた。※記録はオウンゴールに。

残り少ない時間でリードを許したベルギーは、デ・ケテラエールとルケバキオを投入し勝負に出る。しかし守りに入ったフランスは非常に堅く、最後までゴールを許さず。逃げ切ったフランスがベスト8進出を果たした。

フランスは7月4日に行われる準々決勝でポルトガル代表対スロベニア代表の勝者と対戦する。

■試合結果

フランス 1-0 ベルギー

■得点者

フランス:OG(85分)