大坂なおみ、ウィンブルドンで6年ぶり初戦突破 フルセットの末、世界53位に勝利

AI要約

女子シングルス1回戦で大坂なおみがディアヌ・パリに勝利し、6年ぶりの初戦突破を果たした。

大坂は第1セットで圧倒的なプレーを見せ、第2セットでは失速したものの、最終第3セットで激闘を制した。

一方、日比野菜緒はフルセットの末に敗れ、初戦突破はならなかった。

大坂なおみ、ウィンブルドンで6年ぶり初戦突破 フルセットの末、世界53位に勝利

◆テニス ▽ウィンブルドン 第1日(1日、ロンドン・オールイングランド・クラブ)

 女子シングルス1回戦が行われ、元世界1位の大坂なおみ(フリー)が5年ぶりに出場。世界ランク53位のディアヌ・パリ(フランス)に6―1、1―6、6―4で勝ち、2018年大会以来、6年ぶりの初戦突破を果たした。

 第1セットは2―1の第4ゲームでジュースから粘って先にブレイク。そこからリズムを上げて、4ゲームを連取し圧倒。第1サーブからの得点率は100%だった。

 第2セットは、いきなり相手にブレイクを許すと、一気に0―3と追う展開に。

大坂はミスが目立ち、1―6で落とした。

 最終第3セットは、両者譲らぬ展開に。4―4の第9ゲームは相手に2度のブレイクポイントを握られるもしのいでキープ。5―4の第10ゲームをブレイクして、激闘を勝ち切った。

 世界ランク94位の日比野菜緒(ブラス)は、同33位のエリーズ・メルテンス(ベルギー)に6―2、2―6、4―6のフルセットで敗れた。2021年大会以来の初戦突破はならなかった。

 男子シングルスで元世界4位の錦織圭(ユニクロ)は出場すれば3年ぶりで、2日の初戦で世界ランク76位のアルトゥール・ランデルクネク(フランス)と対戦する。