「日本ムエタイ界の至宝」タイの謎ルール試合で女装選手に判定負け リングで車椅子を押すボブ・サップの姿にも困惑「笑い止まらなかったわ」

AI要約

ムエタイの元ライト級王者で、現在総合格闘技団体で活躍中の梅野源治が、タイで行われた謎のルール試合でトランスジェンダーの女装選手に判定負けを喫し、ファンから困惑の声が広がっている。

イベントでは謎の展開が続き、梅野は車椅子での殴り合いルールに挑むことになり、判定負けをしてしまう。試合後に梅野は困惑を示すコメントをSNSに投稿した。

この出来事について、ファンは梅野の扱いに対して不満を述べる一方で、大会の内容に対しても疑問の声が上がっている。

「日本ムエタイ界の至宝」タイの謎ルール試合で女装選手に判定負け リングで車椅子を押すボブ・サップの姿にも困惑「笑い止まらなかったわ」

 「日本のムエタイ界の至宝」の異名を持つムエタイの元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で、現在は総合格闘技団体「RIZIN」で活躍する梅野源治(35)が、タイで開かれた謎のルールの試合でトランスジェンダーの女装選手に判定負けを喫し、日本のファンから困惑の声が広がっている。

 イベントは「タイ最大の格闘技プロモーション」を名乗る団体が6月30日に開いた。同21日には、RIZINの榊原信行最高経営責任者(CEO)が自身のXで「彼にはやはり本場ムエタイでの試合をしてもらい、『爆肘』を炸裂させてもらいたいと思います。6月30日にタイのバンコクで行われるフルメタルドージョー(FMD)の大会に出場してもらいます!」とPR。梅野も試合直前の28日に仕上がった身体の写真をSNSに投稿していた。

 だが、対戦相手としてリングに上がったのは、ピンクの服を着て髪をツインテールに結んだ地元のムエタイ選手ノンロス(27)。エキセントリックな見た目に反して日本でも試合をした実績のある選手だが、試合はさらに謎の展開になった。

 1ラウンド目は蹴りのみのルールで攻防を見せたが、2ラウンドと3ラウンドは両者が車椅子に乗り、車椅子に座って殴り合うという謎のルール。梅野の車椅子は”野獣”の愛称で格闘家として活躍したボブ・サップが押して動かした。実況も爆笑する中、肘打ちを出すこともできないルールで梅野は判定負けを喫した。

 この試合にX(旧ツイッター)では「女装した人と闘ってるし、ボブサップでてくるし、車椅子のってるし、殴り合ってるし、どういうことなのwwwww」「訳わからんことやらされてしかも負けるんかーい!!!」「本場ムエタイの地でしんどい戦いを強いられてて笑い止まらなかったわ」「梅野源治の扱いがひどすぎると話題だが車イス押すだけのボブ・サップの扱いのほうがヒドくないか…」と困惑の声が広がっている。

 梅野は大会終了後、自身のSNSに「もう本当にわからない。今回の大会で事前に決まっていたことが二転三転し過ぎで本当に意味がわからない。俺はこの試合に本気でかけてたんだ。急な減量で試合数日前に栄養失調と胃腸炎で病院に運ばれた。それでも本気でやったよ、本当に。RIZINのやることは舐め過ぎてるよ」と投稿した。