【パンクラス】中田大貴、“RTU帰り”韓国サンウォンに激闘も敗戦、その壁を超えられず
キム・サンウォンと中田大貴の対戦結果について。サンウォンが判定勝利し、フェザー級で好成績を収めていることが紹介されている。
試合の展開について。サンウォンがテイクダウンを狙い、中田は打撃を主体とするが、サンウォンの方が有利な展開だった。
判定結果や今後の展望について。サンウォンが判定勝利を収め、フェザー級タイトル戦線に進出する可能性が高まっていることが述べられている。
株式会社FEN パンクラス事業部
総合格闘技イベント『PANCRASE 344』
2024年6月30日(日)東京・ニューピアホール
▼メインイベント第8試合 フェザー級5分3R
〇キム・サンウォン(KOREAN TOP TEAM/同級2位)
判定3-0 ※三者ともに29-28
●中田大貴(和術慧舟會HEARTS/武蔵村山さいとうクリニック/同級7位)
サンウォンは昨年5月の『Road to UFC』で現修斗世界フェザー級王者のSASUKEにTKO勝利した実力者。次戦は判定負けで敗退となったが、11月からパンクラスに参戦すると名田英平に判定勝利。12月も高橋遼伍にTKO勝利している。
対する 中田は過去にラグビーと空道の経験があり、大沢ケンジ率いる和術慧舟會HEARTS所属のファイター。昨年3月には、三宅輝砂にフロントチョークで一本勝ちも、7月は高木凌にTKO負けを喫した。今回は再起を狙う。
1R、中田がガードを上げ、左右ボディからケージに詰める。サンウォンはシングルレッグで倒すと、中田の左足を両足で、右足も手で掴んで立たせない。一度は立った中田だが、サンウォンはまたもバックからテイクダウン、チョークも狙う。中田は足関を狙う。
2R、中田がカーフで前に出る。サンウォンはケージまで詰められタックルも、中田は立つ。中田がパンチ、サンウォンのタックルも剥がしてはヒジ、ヒザ。サンウォンはまたもテイクダウンも、中田は立ってパンチを入れる。
3R、中田がパンチ、ロー、アッパーも。サンウォンも殴り返しては打ち合いに。サンウォンはタックルを混ぜながら右も入れる。2、3Rとは変わり打撃戦の様相だ。サンウォンは回りながらジャブを入れてゆくが、中田が強引に入り、ボディ、ローを放つ。
判定は3者とも29-28でサンウォンに。夜大会のPANCRASE 345ではフェザー級時期挑戦者決定戦が行われるが、サンウォンもタイトル戦線に上ってきたと言えるだろう。