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【陸上】同タイム3位の柳田大輝号泣「受け止めきれない」一転して代表入り厳しく 男子100m
昨年のアジア選手権王者の柳田大輝が100メートル決勝で3着に終わる
柳田はパリ五輪参加標準記録を突破することができず、代表入りが厳しい状況に
坂井の結果次第で柳田の代表入りが決まるため、プレッシャーを感じている
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<陸上:日本選手権>◇6月30日◇第4日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇男子100メートル決勝
昨年7月のアジア選手権王者の柳田大輝(20=東洋大)が、2位と同タイムながら1000分の5秒差の10秒14(向かい風0・2メートル)で3着にとどまった。今大会でパリ五輪参加標準記録(10秒00)を突破して優勝すれば一発内定だったが、一転して代表入りが厳しい状況になった。
2位以内で代表入りが濃厚だったが、東田と同タイム着差ありの3位。「受け止めきれない」と号泣した。個人種目での代表入りは、優勝した坂井の世界ランキング次第となり、流動的な状況。坂井が出場圏内に入れば、日本選手権の結果が重視されるため、柳田は落選となる。今季は追い風参考ながら9秒97を記録していた20歳。「夜も眠れない毎日が続いていた。すごいプレッシャーを感じていた」と目を真っ赤にした。