大谷翔平が現時点のMVP 米選出、驚異的な貢献度…ベッツに忠告「急いで戻っちゃダメ」

AI要約

大谷翔平投手がドジャースでの活躍が話題となっており、MVP候補に挙げられている。

MVP選出にはキャリアハイを記録するなど成績面だけでなくWAR値も大きく貢献している。

FOXスポーツの解説陣からも大谷のポテンシャルや影響力について評価されている。

大谷翔平が現時点のMVP 米選出、驚異的な貢献度…ベッツに忠告「急いで戻っちゃダメ」

 ドジャース・大谷翔平投手はここまで打率.322、25本塁打でリーグ2冠と驚異の活躍を見せている。米スポーツ局「FOXスポーツ」では、現時点のMVP第1候補として大谷を選出。左手骨折で離脱しているムーキー・ベッツ内野手に「だから(復帰には)時間をかけてくれ」と珍忠告していた。

 大谷はドジャース移籍1年目、開幕から40打席本塁打が出ないなど不調もあったが、80試合に出場し、いずれもキャリアハイの成績を収めている。MVP投票において重要視されるWARはファングラフスが4.6でベースボール・リファレンスが4.7。いずれもナ・リーグトップの数値だ。

 FOXスポーツでは今季のMVPについて議論。ドジャースの地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めるエリック・キャロス氏は大谷をMVPとして選出。「ベッツが故障で離脱してから、彼は1番のスポットで出塁率.500を超え、6本塁打を放っています。彼はドジャースの攻撃陣を支えています。DHですが、彼が私のMVPです」と話した。

 これには司会を務めるケビン・バークハート氏も「ショウヘイはWARでトップに立っています。彼は守備をしていないので、これは驚異的ですね」とうなづいていた。

 また、元MLB投手のドントレル・ウィリス氏もそれに同意。「彼はそれくらい影響力があるんですよ。ベッツよ、だから(復帰には)時間をかけてくれ。急いで戻っちゃダメだ。彼は先頭打者として、それくらい優れているんです」と異例の提案をしていた。