ドイツ代表DFリュディガーがデンマーク戦出場へ 指揮官「彼は重要な選手」
ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は、29日のEURO2024決勝トーナメント1回戦でDFアントニオ・リュディガーが出場する可能性が高いことを示唆。
リュディガーの怪我の影響でデンマーク戦の出場が微妙とされていたが、ナーゲルスマン監督は選手の状態に問題はないと述べた。
リュディガーの復帰により、DFヨナタン・ターの出場停止を補うことが可能となり、チームのセンターバック陣は安定している。
ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は、29日（現地時間）に行われるデンマークとのEURO2024決勝トーナメント1回戦にDFアントニオ・リュディガーが出場する可能性が高いことを明かした。
リュディガーは、23日に行われたスイスとのグループステージ最終戦の終盤で足が痙攣し、その場に倒れ込んだ。その時点でドイツは交代枠を使い切っていたため、リュディガーは足を引きずりながら最後までプレイし続けたが、デンマーク戦の出場は微妙な状況になっていた。
しかし、28日に行われた定例記者会見の場でリュディガーについて尋ねられたナーゲルスマン監督は、同選手の状態に問題はないだろうとの見通しを明かした。
「今の段階では、彼のコンディションは良い状態にあるように見える。彼をまた起用することができて嬉しいよ。何か特別なことが起きない限り、彼はデンマーク戦でもプレイすることになる」（ドイツメディア『SPORTBUZZER』より）
「彼は非常に重要な選手だ。メディカルスタッフは、彼の状態を戻すためにできることを全て試してくれた。今日のトレーニングでのパフォーマンスも良かったし、フィットネスがまた良くなってきているように見える」
ドイツではDFヨナタン・ター（レヴァークーゼン）が累積警告でデンマーク戦は出場停止となるため、リュディガーも欠場すればセンターバックのレギュラー2人を欠いて前回大会ベスト4のデンマークと戦うことになっていたが、そうした事態は避けられそうだ。
