柔道・阿部一「やるしかない」 パリ五輪へ手応え、ウルフらも

AI要約

阿部一二三はけがもなく順調にきており、パリ五輪で2連覇を目指す意気込みを示した。

阿部は2019年8月以来負けがなく、強さを増しており、自信を持って大会に臨む様子。

100キロ級のウルフ・アロンは毎日の練習と同じように試合に臨みたいと話した。

 柔道でパーク24所属のパリ五輪男子日本代表3選手が29日、東京都内で報道陣の取材に応じ、66キロ級で2連覇を狙う阿部一二三は「けがもなく順調にきている。やるしかないという気持ちで覚悟は決まっている」と約1カ月後の本番へ手応えを述べた。

 26歳の阿部は、2019年8月を最後に負けがない。東京五輪後は強さに磨きがかかり、ピンチの場面もほぼない。圧倒的な金メダル候補として大きな期待を背負い「(ここまで)望む結果を残せて自信になった。気持ちの面でも充実してパリに挑める」と語った。

 100キロ級で東京五輪覇者のウルフ・アロンは「毎日の練習と同じように試合をしたい」と話した。