【高校野球】石川大会の組み合わせ抽選…プロ注目の金沢・斎藤大翔遊撃手が決意

AI要約

全国高校野球選手権石川大会の組み合わせ抽選会が行われ、金沢の斎藤選手が夏甲子園出場を目指す決意を語った。

斎藤選手は注目の遊撃手であり、プロスカウトからも注目を集めている。チームは小松との初戦を控え、気合を入れて挑む意気込みを見せた。

斎藤選手は身体能力に恵まれつつも、基本練習を重視し、将来を見据えた取り組みを続けている。

【高校野球】石川大会の組み合わせ抽選…プロ注目の金沢・斎藤大翔遊撃手が決意

 全国高校野球選手権石川大会(7月11日開幕)の組み合わせ抽選会が28日、津幡町文化会館で行われた。13年ぶりの夏甲子園を狙う金沢は、プロ注目の斎藤大翔遊撃手(3年)が決意を語った。初戦の相手は、なんと2年連続で小松に決定。昨夏は9-0の7回コールドで快勝したが、斎藤主将は「1年生大会で負けている相手なのでやりがいのあるチーム。気合を入れて挑みたい」と意気込んだ。

 181センチ、76キロの恵まれた体格と、俊足、俊敏さ、強肩を兼ね備える遊撃手で、3番打者としても活躍。その将来性は高く、今春の県大会初戦では、プロ8球団のスカウトが視察した。春の大会後も好調をキープし、練習試合では2本塁打をマーク。「今は改めて基本練習に目を向けて取り組んでいる」と斎藤。将来のためにも、練習では木製バットを使用して振り込む。メンタル面では、WBC日本代表の大谷翔平が語った「憧れるのはやめましょう」という言葉に感銘を受け、心に刻んできた。

 昨秋の新チームスタート時には、自ら立候補してキャプテンに就任した。「自分たちの代になって、自分が引っ張っていかないといけないと感じた。プレッシャーもありますが、今までしっかりと練習を積んできたので、堂々と試合に挑みたい」と斎藤主将。抜群の身体能力と統率力で、チームを勝利に導く。(中田 康博)