春の県大会優勝の鶴岡東は山形中央―南陽の勝者と、昨夏代表・日大山形は左沢―致道館の勝者と初戦…高校野球山形大会組み合わせ

AI要約

第106回全国高校野球選手権山形大会の組み合わせ抽選会が行われ、夏の甲子園出場を目指す41チームが決定した。

開幕戦は東桜学館対山形工が行われ、シード校として7校が2回戦から登場する仕組み。

大会では熱中症対策や新たな休憩時間の設定が行われ、決勝は午前10時開始となる。

 第106回全国高校野球選手権山形大会の組み合わせ抽選会が27日、山形市双葉町の山形テルサで行われ、出場41チーム(45校)の対戦カードが決まった。夏の甲子園出場を懸けて7月12日にヤマリョースタジアム(中山町)で開幕し、決勝は同球場で26日に予定されている。

 開会式後の開幕戦は東桜学館―山形工の対戦が決まり、午後0時半開始予定。春の県大会で優勝した鶴岡東、準優勝の山形城北、4強入りした日大山形、酒田南など計8校がシード校となり、2回戦から登場する。

 鶴岡東の小林優星主将(3年)は「秋、春と優勝しているが、夏に勝たなければ意味がない。優勝し、甲子園でベスト8以上を目指す」と力強く語った。

 山形城北の平田陸渡主将(3年)は「春は鶴岡東に敗れたので勝って甲子園に行く。自分たちが歴史を変える気持ちで臨みたい」と闘志を燃やしていた。

 抽選で選手宣誓を務めることが決まった酒田東の尾形瑛智主将(3年)は「まさか自分が宣誓をするとは思わず、びっくりした。両親や関わってくれた人たちへの感謝の気持ちを伝えたい」と話した。

 準々決勝は20、21日、準決勝は24日の予定で、いずれもヤマリョースタジアムで行われる。決勝は暑さ対策で午前10時開始となり、従来の午後1時から3時間早まった。

 県高校野球連盟は熱中症防止のため、▽五回の休憩時にシャーベット状の清涼飲料を提供▽厳しい暑さが予想される場合は三、七回にも休息時間を設ける▽守備が長引いた場合は休息をとる――などの対策を今大会から実施する。