【巨人記録室】岡本和真、4番本塁打占有率歴代2位の91・3%を上回るのは伝説の助っ人
巨人の岡本和(巨)が通算200号本塁打を達成。4番での200本塁打達成者は巨人史上4人目となる。
岡本和の200本塁打達成は、試合数では3番目だが、年齢では最年少という記録を残した。
岡本和の4番本塁打の占有率が91.3%で、ウッズ、カブレラ、野村克也などと比較して高い数字をマークしている。
◆JERA セ・リーグ DeNA5x―4巨人=延長10回=(27日・横浜)
岡本和(巨)が先発4番で通算200号。4番で通算200本塁打以上は24人目。巨人では392本の王貞治、314本の長嶋茂雄、255本の原辰徳に次いで4人目になる。
巨人の4番200号達成時の試合数と年齢をみると、
試合数 歳・月
王 貞治 598 34・1
長嶋茂雄 953 32・5
原 辰徳 778 32・8
岡本和真 800 27・11
試合数では3番目だが、年齢では最年少だ。
4番200号の年少達成は、清原和博(西)の26歳11か月が最年少、次いで張本勲(東映)の27歳3か月で、岡本の27歳11か月は3番目の年少達成。清原、張本はパで達成しており、セでは江藤智(広)の29歳2か月を更新し、最年少になった。
岡本は通算219本塁打で、4番本塁打が200本。4番本塁打の占有率が91・3%、4番200本以上で、通算本塁打に対し、4番本塁打の占有率が高いのは、ウッズが240本中227本の、94・6%で岡本がこれに次ぐ占有率。カブレラが3番目で85・4%(4番[本]305/通算[本]357)、野村克也が84・0%(552/657)で続く。ちなみに王は45・2%、長嶋は70・7%、原が66・8%だった。(福山 智紀)