岡本和真、最速の「巨人先発4番」通算200号 王、長嶋、原に次ぐ球団4人目、「当たり前としてやっている」重圧を背負い続ける

AI要約

岡本和真内野手が3点を追う8回、1点を返し、なお無死一塁で同点に追いつく13号2ランを放つ。記念の200本目のホームランは球団史上4人目の快挙となる。

27歳11カ月での達成は史上最年少記録を更新し、報道陣から振られるまで知らなかった岡本和は喜びを口にする。安心感を抱く監督も、今後の奮闘を期待するコメントを残す。

岡本和は自身の実績に満足せず、より多くのホームランを打ちたいと語る。4番を務める大役に対し、更なる努力を誓う主将としての意識を示す。

岡本和真、最速の「巨人先発4番」通算200号 王、長嶋、原に次ぐ球団4人目、「当たり前としてやっている」重圧を背負い続ける

◇27日 DeNA5x―4巨人(横浜)

 メモリアルな一撃がハマの夜空に高々と舞い上がった。巨人・岡本和真内野手が3点を追う8回、1点を返し、なお無死一塁で同点に追いつく13号2ラン。巨人の先発4番として通算200本目という記念のアーチが左翼席に飛び込んだ。

 392本の王貞治、314本の長嶋茂雄、255本の原辰徳に次ぐ球団史上4人目の記録。しかも、27歳11カ月での達成はこれまで最速だった長嶋茂雄の32歳5カ月を大幅に更新する史上最年少でもあった。試合後、報道陣から振られて初めて知ったという主砲は「ありがとうございます」と素直に喜びを口にした。

 同じく現役時代に4番を背負ってきた阿部監督も「素晴らしい数字」とたたえた。「和真が打てば点が入るし。1人で背負うものは大きいですけど、継続してやってほしい。勝ちに貢献するホームランをもっと打ってほしいと思いますね」。大変さをよく理解する中、さらなる奮闘を期待した。

 もちろん、岡本和は真正面から重圧を背負っていく気構えだ。球団の歴史に名を残すメンバーに並んだことに、「そういう方たちに比べたらまだまだですけど、これからも打てるように頑張りたいなと思います」。巨人の4番を背負うことについては「それが当たり前としてやっているので、全うできるように頑張りたい」。サヨナラ負けで4位に転落したが、まだまだこれから。頼れる主将がこれからもV奪回に燃えるチームを引っ張っていく。