【陸上】男子400mH・黒川和樹、女子三段跳・髙島真織子が欠場 ともに右ハムストリングス肉離れ/日本選手権

AI要約

男子400mハードルの黒川和樹と女子三段跳の髙島真織子が右ハムストリングス肉離れのため日本選手権を欠場。

黒川はパリ五輪参加標準記録を突破し、今大会で優勝すれば五輪内定も可能だったが、競合選手の存在もあり難しくなった。

髙島は追い風参考で14m08を跳んでいたが、大会不参加の後、右ハムストリングス肉離れにより欠場となった。

【陸上】男子400mH・黒川和樹、女子三段跳・髙島真織子が欠場 ともに右ハムストリングス肉離れ/日本選手権

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

27日から始まった日本選手権に出場予定だった男子400mハードルの黒川和樹(住友電工)と女子三段跳の髙島真織子(九電工)が欠場することが発表された。いずれも右ハムストリングス肉離れを理由としている。

黒川は昨年のブダペスト世界選手権でパリ五輪の参加標準記録(48秒70)を突破する48秒58をマーク。その後、右足首を骨折した影響が長引き、今季は51秒36がシーズンベストと調子を落としていた。今大会で優勝すればパリ五輪に即時内定できたが、同種目には標準記録突破者の豊田兼(慶大)、筒江海斗(スポーツテクノ和広)のほか、ワールドランキングで出場可能なラインにつける児玉悠作(ノジマ)、出口晴翔(ゼンリン)がおり、日本選手権の欠場で五輪出場も難しくなった。

ブダペスト世界選手権代表の髙島は、3月末に追い風参考ながら日本女子3人目の14mオーバーとなる14m08(+3.7)を跳んでいたが、その後は大会に出場していなかった。