大阪プロレスと松原市がタッグ レスラーが様々な活動取り組む協定

AI要約

大阪プロレスと松原市が連携し、市民と一緒に清掃活動やSDGs啓発を行うことになった。

大阪プロレスのリングネーム「ゼウス」の大林賢将社長と澤井宏文市長が包括連携協定を結び、6分野での活動を展開する。

昨年のチャリティー大会をきっかけに連携が始まり、個性豊かなレスラーたちが市民と協力してさまざまな活動に取り組むことを決意した。

大阪プロレスと松原市がタッグ レスラーが様々な活動取り組む協定

 「大阪プロレス」(大阪市城東区)と大阪府松原市がタッグを組むことになった。レスラーたちは、市民と一緒に清掃活動をしたり、SDGs(持続可能な開発目標)や人権尊重などを動画で呼びかけたりと、様々な活動をしていく。

 市役所で20日、リングネーム「ゼウス」の大林賢将・大阪プロレス社長と澤井宏文市長が包括連携協定を結んだ。市民サービスや女性活躍など、6分野でレスラーたちが活動する。

 連携のきっかけは昨年5月、大阪プロレスが松原市でチャリティー大会を開いたことだった。澤井市長は、大阪プロレスが障がいがある子どもたちを招いてくれたことに感激したという。

 大林社長は「うちには個性豊かなマスクマンが多く、目立つ。僕らだからこそできることがあるはず。ごみ拾いでも何でもさせていただく」と話す。

 調印式には、そのマスクマンも3人参加した。

 ブラックバファローは「市役所と市民との間に入り、みんなが仲良くなれるよう力を尽くす」、英語表記で略して「USJ」になるアルティメット・スパイダーJrは「精力的に活動する」、タイガースマスクは「ぶっちゃけ僕の中では、包括連携協定と言われても分かっていない。全力でやるだけ」とそれぞれ意気込んでいた。(編集委員・中島隆)